モンデンモモの発声道場
「しゃべれればうたえる」の21世紀の展望!!!!

2001/02/16

 私のホームページにいらした切っ掛けが「発声」という項目の検索だったという方がこのごろすごく増えています。ありがとうございます。
 人の印象は声から受けることもすごくおおいし、何かそこに秘密があるかな?っておもって始めた「発声道場」です。いままでオープンクラスとして開設してきたのですが新年度を迎えるにあたって、少し体制を変えていこうかとおもいはじめました。

 私達が、勉強するとき。特に発声に関しては、一言でいうと「イメージ」でした。
大地からしっかり、根をはやす木のように立つ。まず舞台人は、しっかり立てなくてはいけない。こういう言葉は何度も聞きました、それは確かにその通りです。

 でも、声をもっと楽に出すためにどうしたらいいのか?これは私もいつも疑問でした。そして、沢山の指導者の教えをうけて(それは日本人ばかりでは在りませんでした)そこから私なりに、見つけだした方法を、発声道場でみなさんと作り上げてきました。
 物事、それにつきあって下さる方々がいないと成り立ちません。本当に幸せなことにもっと楽しく楽に歌いたいという方々、また音楽大学に入学したいという人たち。

 コンセプトは「しゃべれればうたえる」ということで、いろいろな方々に接して効果をあげることができました。

 そこでこのごろ思うことは、歌はスポーツ。だから決められたメソードを段階に応じてくり返し訓練することが大事。

 一度その方法を聞いて分かったつもりでもこれがまた、難しいのが常です。

 モモリースタジオは、昨年11月に少し広くサロンコンサートにも対応できるように新しい場所に移りました。新年度より、新たな試みを企画しています。

 もっと、発声方法が定着するように小数グル−プ制で、ニュースタートを考えています。

 *初めの一歩 入門クラス
   いくつかの決った型がありますので、まずその説明
   練習方法のやりかたなどなど。

 *レギュラークラス
   いままで、何度か参加していて繰り返しの段階に入っている人

 *高い声養成クラス
   高音(本当は低音も同じ)は、全て筋力によります。
   高い声をしっかり研究したい人のためのクラス

 *エレガントクラス
  シャンソンを歌うために、基本的なことをくり返すクラス。
  気がつくと体を使わず歌っていたりするものです。そのチエックのクラス。




そして、モモはもうひとつ、考えていることが在るんです。

ラヴォーチェ マイスタークラスについて

何かをさがしている 「卒業生達へ」



きっとたくさんいらっしゃるはずです。音楽を勉強したことのあるかた。
 私はずっと考えてきました。もっと違う表現方法があるはずだって。

 ラヴォ−チェマイスタ−クラスは、音楽大学及び短期大学または専門学校で、歌(特に声楽)を学んだことのある方、または同等の経験実力があるとみなされる方の為のクラスです。年令は全く関係ありません。いくつになっても歌手は現役です。
 声楽を学んだ方でなくても面接でお話をうかがいます。

 ジャンルは、主にクラシック、シャンソン、カンツォーネ。童謡など。

   私は、歌を勉強するとき一番大切なことは 「レパートリー」をもっているか?ということだとずっとおもってきました。
 音楽大学を卒業した人に、一般の人はよく言うと思います
   「そうですか、それでは何か一曲歌って(演奏して)ください」と。
 わかりました、それでは。。といって演奏できる人がどれくらいいるでしょうか?

  歌は、スポーツです。そして、人間が楽器。
    つまり人間的な成長こそが大切な分野です。
  80歳まで声帯は成長します。
   だから30代40代こそもっとも大切なときなのです。
   20代でやめてしまってはもったいない!!

 自分のキャラクターそして本当の声を見つけて、
   なおかつ一曲一曲まとめてみませんか?

 では?具体的にどうするのか?

 *発声方法をきちっと把握しながら身につける
    歌に必要な筋肉は鍛える。
    力強い表現ができる声でなくてはいけません
    柔軟体操および肉体訓練はくり返す。(太り過ぎもやせ過ぎもなおす) 

     *レパートリーを整とんしなおす
    各自のキャラクターの出るジャンルをえらぶ
    いつでも歌えるように 暗譜する

 *脳の働きも整とんする
    必要な教養を身につけると 脳がにこにこし始める。

 たとえば!音大卒業でない人は
   やっぱり、楽譜の勉強は必需品
   楽典とソルフェージュ コールューブンゲンは通り道

     たとえば!芝居の経験のない人は
   他人になる。そこから自分を発見する。芝居のエチュードも必需品。

 たとえば!ダンスの経験のない人は
   クラシックバレエの基礎はそのまま発声に役にたつ
   バーレッスンの基礎は必需品。

 たとえば!英語が苦手な人は
   言葉を歌う 話す人が言葉の中味を知ることは必需品。
   一からはじめられる言語ならこれからの可能性大!イタリア語、ドイツ語。
   フランス語。




   
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 ライブコンサートを繰り返しながら、身に付けていきましょう。
 頑張り過ぎても、つたわらないし、なかなか難しいものです。
 基本的には月に一度、ライヴを開く予定です。

 第一回目は、2001年4月7日 (土曜日)
   15:00から17:00
   参加者は一人三曲。
   (もし、興味をもたれた方、モモまでアクセスしてください。
    経歴お話しなどうかがって、主旨などお分かりいただけたら
    お出かけいただけるかとおもいます。)


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