発声道場二回目のご報告です


1997/05/14

 5月9日。新宿区若葉の石響で、2回目の発声道場がありました。
 19:00から開始のこのレッスン、15分ほど前に、始めての方がいらっしゃいました。まだまだ、知り合いの方ばかりの会なので モモもおそるおそる尋ねてみました。
 「どなたのご紹介ですか?」するとなんてうれしいお返事をいただけたことでしょう。
 「ホームページを見て来ました」私は本心「ワーーイ!」です。でも、参加して下さった若い男性は、目を白黒!!!そうなんです、このかたは、ホームページをみて下さった会社の上司の方の命令で今回の参加となったのでした。ですから、この若い男性は、何が何だかわからない。
 こうして仲間が増えることを心待ちにしていた私です。

 始めての方がいらっしゃるとしても、私は、いつもどおり、元気にレッスンを開始です。
 今日のテーマは「背中美人(美男)」です。
 繰り返しが大切なこの発声練習。声を出すことは、とても動物的な事。
  動物の声から始めます。少し、前に体を倒して。言葉を発語しようと思うと、体をつかって声を出す感覚が失われます。「ウオー!」みんなで声を出すと何だかすごい集団みたいです。慌ててドアを閉めたりして。でも、この声が出ないといつまでたっても喉をつかった声になってしまいます。
 始めてさん以外は、仲間意識もあるから、平気で声を出しています。始めてさんは、きっと驚かれたことでしょう。

     「さあ!ガンバッテ!」

 支えの感覚をつかむために、みなさんに私のおなかにさわってもらいました。
 でも、女性だけ!!
 本当に大切なことなんです。
 そして、ほっぺはたこやき。お互い目をみて。
 始めてさんは、緊張していらっしゃいましたが、だんだんなじんで来てくれました。

 私が、発声法と始めて出会ったのは、高校生のとき。歌との出会いは衝撃的でした。
 高校で教えて下さった先生は、生徒一人一人にいかに全身で歌わなくてはいけないかを教えてくださいました。大きな声を出すこと。「はずかしい」なんて言ってはいられません。きれいな声を出そうとしていても声はつかむことが出来ません。
 「さあ!なんだばかやろう!と言ってください」なぜかと言うと、本当に人間が怒ったときこのときの声がその人の本当の声だからです。始めてさんはなかなか言ってくださいません。そこをがんばって!

   休憩して後半は、実際歌をつかって!今日は、日本語を覚えたての外人になろう!です。子音と母音を出来るだけ分ける方法。これは、あらゆることに共通です。
 でも、始めてさんも 最後には、大きな声で歌って下さいました。こういうとき、私は最高にうれしいです。又、今度の道場もぜひ参加してくださいね!!7月7日です。今度は、だれかとご一緒に!!待っていますよ。

 後ろ姿は、その人の歌を語っています。!!

 第3回目は7月7日。今度は、リズムの感じ方。基本は盆踊りです。!!!


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