「ありのままとウキウキ」

2003/1/27

素敵な家族を描きたくて。このありのままとウキウキをみて下さった方の心に、ありウキが見つかるように。
そう想って創った音楽劇。

 作品を創るときは、モデルがいます、また演じてほしい人のイメージもあります。
 我らが、ビリオネアは「劇団」そこが、オーディションで選ぶ形式と違うところです。
 
このお芝居には、何人かの主要キャストがいます。
今日は、パパとタユンの紹介です。

お父さんはオーケストラのチェロ奏者コラッジョ、お母さんは、昔お菓子創りのコンテストで優勝した優しいマーサ。
マーサは、自分のお菓子創りという仕事よりも、コラッジョの奏でる音楽をずっと聞いていることをえらんだ女性。 
そして可愛い マイーザとタユンという2人の女の子達の両親です。
ママの創るリンゴのタルトは、マイーザとタユンの自慢のお味。
 
この音楽劇を創るとき、タユン役を演じてくれる 、ミホちゃんは幼稚園生でした。
私は、このミホちゃんが気になって仕方がありませんでした。
なんか、そこに太陽があたっているような子。
だから、私は「たんぽぽちゃんだ」と想っていました。

コラッジョは、オーケストラでいつも第3プルトの奏者。
そうです、3列めにいる奏者。決してソロは弾かない。
ソロを弾くのは 主席の人です。
コラッショはこのごろ、なんだか不安です。このままでいいんだろうか。。
どうせ自分の音なんか、お客さんに聞こえるわけないじゃないか!こんなんじゃだめだ!!

優しいマーサは、そんなコラッジョの気持が痛い程わかります。
本を書きながら、私に聞こえてきた言葉「どんなに大勢の中にいたって、パパのチェロがきこえるよ!」っていうタユンの言葉です。
これだ!!!とこの作品は完成へと進んでいきました。
山程ある長台詞を、小学校2年のミホちゃんは、本当に本当に立派に演じ切ってく
れました。それが2年前です。

今回四年生になった ミホちゃん。このタユンは本当にぴったりの役です。
今回は、台詞のはしはしに、少し深みまででてきましたよ。
作品はひとりでに、何か香りを放ちだしました。

 
そしてパパ。。この人はエンシェントラヴで、ぺぺを演じてくれた タケマさん。

なんと彼はプロのオートバイレーサーなのですって。
始めてお目にかかったとき、ジーパンにティーシャツの立派な体型で 荒城の月を演歌調で歌ってくれてびっくり!したのを覚えています。

その後、いまや、イタリア歌曲も歌うようになって、今回もマーサとのデュエットを大人の色気で歌ってくれます。
本当に男らしいまっすぐな気持の持ち主で、才能を一杯持っているかたです。
これから楽しみ。

昨日の通しでも、タユンと目線をあわせる、その背中は本当に素敵でしたよ。
本番まであと約一ヶ月。。。風邪を引かないで、、頑張って!!



そして、女の子達の「アシスタンティン」今回はそろいの素敵なお衣装で 新たな試み「チャールストン」
小学生だったのにもう素敵な美女達です。
ほんと嬉しい!!
次の新作は「ジャズ」彼女達がきっとまた大活躍です。

美しい「足」を創ろうと目下努力開始???

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