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        4月は21日から加茂におりました。ちょっと選挙で賑やかでしたが、おいしい空気たくさん。 
        さあて、この春から東京一人暮らしの始まった ビリオネア発の音大生小百合ちゃんと佳代ちゃん。 
        珍道中ながら頑張っていますよ。ほんと、                        
       そして数年前から始まった4/29。 
        ビリオネアで声楽を勉強している人たちの発表会です。 
        今年はオペラアンサンブルに後山悦子さんが挑戦なさって、去年よりまたまた面白い発表になりました。 
       今年は、渡邊明先生をお迎えして聴いていただきました。  
        渡邊先生といえば!! 
         昔オペラでイタリアに公演にいったとき、ヴァリニャーノ神父役をして下さったかたなのです。 
        オペラの稽古のとき、グリーンのミニクッパーからあらわれる風情はなんだか印象的でした。 
        一番良く覚えているのは、アッシジに公演にいったとき、とってもお洒落なおみあげをすぐみつけていらっしゃる事。 
        紫のスーツケースが私とお揃いだったとか。 
         
        今、私が音楽劇で演出をするときかけている紫のケープはアッシジで買ってきたものだって、思い出しました。 
        今オペラ団体の二期会の理事をなさったり、フェリス音楽大学の音楽学部長だったり、芸大でも教えてらしたり。。 
        すっごい先生なのに、お願いしていらしていただいちゃいました。 
       多分それは、7年くらい前に、千駄ヶ谷でお目にかかって、お伝えしたんです。 
        今島根でこういう活動をさせていただいていて、数年したら声楽をめざす若者が増えますのでそのときはいらしてください!って。そのあと、銅鐸が出土したり、ビリオネアも10年になって。ほらこんなに沢山の子供達が、声楽の勉強をしています。 
       小学校五年生の美歩ちゃんからはじまって、最後は、音大一号の大阪愛ちゃん。 
        彼女は短大だったので、島根に帰っていま病院に勤めて音楽療法をめざして頑張ってくれています。 
        もともと美声の彼女、ひさしぶりに後輩達の前で立派に歌ってくれました。 
        昔銅鐸出土記念コンサートの時に衣装で着た 緑のパンツスーツで。愛ちゃんと同期の深田裕子ちゃんは京都芸大の声楽四年生。 
        いよいよ卒業です。卒業後は東京にきてくれるといいな! 
         
         この本番をおえた後、これから音楽大学や音楽高校をめざす子供たちはゆっくり面接ですが、卒業生はこうして、渡邊先生の前に勢ぞろい。  
       みんな、ダンディーな渡邊先生のファンになりました。ダンディーな風情と反対にそのご発言は、「えどっこ!!!」「江戸っ子なんですか?」という芳江ちゃんの質問に「俺は二代目だからな!本当の江戸っ子は三代目っていうからな!」 
        とすでにちゃきちゃきしてらっしゃいます。 
         
         入試前にレッスンのあと「何かしつもんは?」と聞かれた先生の質問に「あのおおお!!趣味はなんですか???」と聞いた佳代ちゃん。 
        東京からこの日の朝駆け付けて歌ってくれました。 
        なんと、、コンコーネを歌うという、なんたるオリジナリティー!!渡邊先生も「結構いい曲だなああ」とおっしゃったり。 
         塩野佳代子ブームをいろんなところですでに振りまいています。私の勘は大正解!! 
       勝負所の圭子ちゃん、優ちゃん、松本君には、特に素晴らしいアドヴァイスをして下さいました。 
        そう、、素敵な大人がここにも。。私はうれしかった。。。 
       何故だか渡邊先生の写真がないのです。今度芸大にいって、激写してきまああす。 
        そして、この日の素晴らしい助っ人。ムツゴン。 
        彼女とはなんと、菅原洋一さんとのお仕事の時に逢ったという クラシックの素敵なアピアニスト。 
         
        山の様な、子供達の伴奏を立派にこなしてくれました。若き彼女がこれからどんどんのびますように!! 
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