弁論大会を聞きにいきました!
1997/09/10

あいちゃん 中学校に授業に行ったときのお話しです。音楽の中島先生が、「そうそう、ビリオネアのみやさこ愛ちゃんが ビリオネアの話しで弁論大会に代表者の一人としてえらばれたんですよお!」と教えてくださいました。
 愛ちゃんは、2月の音楽劇の時、突然変身した女の子です。それまでは、どちらかというと、おとなしくて目立たない子でした。でも、子狐の役で、舞台の上にすわって歌うとき、今まででは考えられないほど、ニコニコいい表情をして歌い出だしたのです。わたしたも、びっくりしました。

 原稿の内容はこんなふうです。

 私を変えたビリオネア   加茂中1年 みやさこ愛

今年の2月15日 16日にビリオネア大学の、「心の中の宝箱」という音楽劇に 出演しました。

       夢さえあれば 心はひとつ
       それは生まれた時から
       だれもがみんな持っている
       お空からのおくりもの
       そっとあけてみてごらん
       ほらほらきらきら光っているよ
       心の中の宝箱 心の中の宝箱

私は、ビリオネア大学に入って、入る前の自分とはまったく違う自分に、出会う事が できました。
ビリオネアとは、日本語で「億万長者」という意味です。

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そんな、ビリオネアに入る時は、すごく軽い気持ちでした。
けれど どんどん練習して、小さな発表会やサマーコンサートをしたり
去年の三月に、島根音楽祭にも出演しました。
でも、一番私を変えたのは やっぱり 「心の中の宝箱」です。

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 私は、「雪わたり」の子狐役になりました。子狐が出て来る場面は子供しかいない ので、大人の人に衣装作りなど手伝ってもらったりして大変でした。
そんな練習の時なんです。私が変わった!と思ったのは。
 モモ先生は、いつも肋骨を持ち上げて、ほっぺはたこやきにして歌いましょうと言わ れます。でも、私はそれがなかなか出来なくて(どうすれば出来るようになるのか な)と思っていろいろやって見たら出来るようになったのです。
肋骨を持ち上げるということは、胸を張るということです。ほっぺをたこやきにする ということは。目を大きく開いて、口をキュと上げてよい顔をするということです。 それに、気ずいた私はすぐやってみました。
最初は笑って見えるか心配だったけれど、大人の人達が
「表情がよくなったね」と褒めて下さいました。私はとってもうれしかったです。

 いままでステージの上で無表情で歌っていた私が「笑顔で歌う」という素晴しいこと を知りました。
 私は、歌は本当は下手かもしれないけれど、自分ではうまいと思って歌います。
そして、笑顔で歌を歌うことは、だれにも負けない自信があります。
それは、歌を歌うことが大好きだからです。

 ビリオネアの音楽劇は 私に本当の音楽の素晴しさを教えてくれました。
笑顔で歌うことの素晴しさです。

 みなさんも、思いっきり楽しい顔で 歌を歌ってみてはいかがでしょうか?
歌が好きな人も苦手な人もきっともっともっと音楽が好きになると思います。


高木君 加茂中から代表として2人。郡の大会に参加するのです。もう一人は2年生の男の子。いつも元気な高木君。愛ちゃんは一年生です。
 ビリオネアのレッスンの時に、愛ちゃんが選ばれたので、みんなの前で話してもらいましょう!!と言ったのですが、交響詩の音とりが忙しくてなかなか時間がとれないまま、日が過ぎていきました。

 ビリオネアの代表 あだなは「そんし」の嘉本さんに、メールを打ちました。
 愛ちゃんの発表を聞きに行きたいし、その前に聞かせてもらえないだろうか??と。
 そんしは、さっそく、愛ちゃんに連絡をして下さり、前日のラメールの大ホールで聞かせてもらいました。

弁論大会 私は本当におどろきました。本当に 素敵な愛ちゃんだからです。大きなステージで一生懸命お話しするその姿は感動をよびます。原稿の中の歌の部分はしっかり歌ってくれています。この、今の愛ちゃんだけを見た人は、もっと大きなこえでとか、いろんな事があるとおもいますが、なにより素敵なのは、ここまで愛ちゃんは変わって素敵になってきている、と言うことです。いっしょにみていたそんしもそしてホールの広の君もみいんな、感激!!!
「 明日は、結果なんてどうでもいいからね、ここまで自分でやってきたことがすごーーーいよ。」ほんとほんと!!!

 土曜日、海潮中学校の体育館で9:40から弁論大会です。わたしとそんしは、父兄の席できいていました。開会式の途中でした。なんと、この日は大雨です。
 審査員は、教育長さんがた、もちろん、わが教育長さんもおいでです。
佐々木さん審査委員長は、いつも記事を書いて下さる 山陰中央新報の佐々木さん。審査規準のお話しと自己表現のお話し。いつもは、取材をなさる方ですが、私は佐々木さんのお話しがお上手なのとお声がしっかり大きくてまたまたびっくり!!

 愛ちゃんは3番。何だか、雨が強くなってきます。
 体育館は、雨の音がひびくのが難点です。わたしもそんしもなんだかドキドキ。自分で演奏する方がずっときがらくですねえ。

弁論大会 愛ちゃんが終わって、ホーーーーーッ。うん、上手にできました。
いろいろな内容がありました。今流行のルーズソックスについて、お祭りについて、家族会議の場面。6分という限られた時間のなかで、自分を表現するのはとても難しい。
 でも、とても素晴しいことです。まず、ないようを考えて、練習して、話して。

 愛ちゃんは優秀賞。高木君は10人の最後で、待ち時間が長くてそわそわしていました。
でも、とってもじょうず。デジカメで写真をとると、「いやあ!かんべんしてくださいよお!!」といいつつ、ポーズをとる楽しい子です。

須賀神社 ほんと、子供はすごい!!いつまでも自分のなかの子供を大切にね!!!
休憩時間に、前から行って見たいと思っていた「須賀神社」にいきました。すさのおといなだひめの神社。雨のなかで本当に素敵です。杉の木が二人を守っています。
須賀神社山の緑に完全に溶け込んでいます。10月にはここにも神様が戻ってくるでしょう。

 この土日は、交響詩のおけいこ。男性もたあくさん集まってくださいました。
子供討論会もみんな完璧です。男性のなかから「なんだか、感激すっわ〜〜」とのお言葉も。19:30から2時間と少し、休憩なしでも、みなさんがんばる!!

またまた、みなさまからプレゼント。。。こういう瞬間が最高です!!!


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