松江城のトンボ
1998/03/08

 いつもモモリーランドをご覧頂ましてありがとうございます。当ページの編集をしています真下です。
 突如、本編に登場いたしましたのは、モモさんの依頼により、松江城のトンボのお話をするためです。時は偶然にも、加茂町の音楽劇 ThinkingBellは永遠に の仕事のため島根県におじゃましているときです。劇の中に古代と現代を結ぶための乗り物としてトンボが出てきます。まさしく、トンボがいたのです。松江城に、、、、、


松江城 2月17日、この日は劇のリハーサルがないため、我々東京組スタッフは松江で休み日でした。仕事柄日本全国を飛び歩いていますが、観光をしたことがあまりありません。まして、松江での観光はまるでしたことがありませんでした。丁度、現地照明スタッフであるよしながさんがあいていると言うことで、松江観光へ行こうと言うことになりました。とは言っても、半日しか時間がなかったので松江城だけしか行けませんでしたが。ただここで重大な発見をしてしまったのです。

トンボ 当日の同行者は、よしながさん、及川さん、そして私の3人でした。3人とも、歴史に対して興味がとてもあったわけではないのですが、この日はなぜか非常に丹念に陳列物を見ていました。
 地下の井戸に感心し、こういうところにお金をすぐ投げ入れたくなるのは日本人だけだな、などと話していました。そして、1階にあがりました。記憶が定かではないのですが、確か1階か2階だと思います。団体さんが、ざわざわと通り過ぎるのを待って、陳列物を丹念に見始めました。
トンボ 当時使われた、鎧や兜、そして古文書など興味を引く物ばかりでした。そして見つけたのです。トンボの細工の着いた矢を入れる道具を。当時は、それに矢を入れて背中に担いだそうです。思わず、3人ともすごいすごいと大はしゃぎ。訳を知らない人が見ていたら、何かと思われるでしょう。他に、トンボの付いた物はないかと、さらに丹念に陳列物を見回しました。残念ながらトンボの付いた物はこれだけでした。
トンボ 空を飛ぶ矢を入れるから、トンボの細工を付けたのか。こういうところに付けるとしたら家紋なのか。その詳細はわかりません。ただ、家紋であるとしたら、他に鎧や兜にトンボの細工が付いている物があってもおかしくないはず。他にはなかったのです。

トンボ この偶然、どう説明してよいのだかわかりません。トンボのお話?いや失礼 Thinking Bellは永遠に の仕事に行って、トンボを見つけた。やはり、モモさんの言うように、トンボは古代と現代を結ぶ乗り物だったのでしょうか?神様の国までさかのぼりませんでしたが、松江城が栄華を誇っていた時代まで我々はさかのぼってしまいました。不思議な不思議な1日でした。


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