明日からのヨーロッパ。。。イッテキマアス
2000/04/29

菜の花畑 美しい5月をたたえた歌は数限り無くあります。
重たい冬のあと一度に花が咲き出すその感じ。日本ももちろん美しいのですが、ヨーロッパのそれはすごいものです。。

 この時期の木々の葉の色は本当に夢のようです。
またこうしてでかけられて、、もうう!さいこう!!です。

 今回はひさしぶりのハンガリー。以前オリジナルCDを録音したときのディレクターのパリがハンガリーを案内してくれます。
 パリは、音楽家でありながらハイテクハイテク。。1994年に録音したときにインターネットそしてCDロムのデモンステレーションをしていましたよ。

 また新たな出合いがあるかなああ。それから、ミュンヘンで、ミュンヘンフィルのチェリスト ファイトとまさ子と逢って、ライブに出演。クルトワイルを歌ってきます。
 1995年3月3日の、作曲家クルトワイルの出身地である デッサウという町でクルトワイルフェスティバルに出演しました。
 クルトワイルって??ってよく質問されますが、皆様御存じのマックザナイフ。セプテンバーソングの作曲家。私はよくユーカリという歌を歌いますが、その人なのです。

 わたしにとって、常にふとみるとクルトワイルがそこにいる!って感じです。
声も表現も自分のしらないうちに変化をしていくみたいです。
 このごろは自分の声の変化を自分で楽しんでいます。
 本当に歌は運動。。スポーツ。そしてメンタルな部分が大切。その高い声が前はそんな風に出なかったなあああ。って日々発見です。
 毎日運動して毎日練習して、、これ結構私の毎日の軸になっています。

クルトワイルは花鳥風月的な作曲家ではありません。でも、また私小説的な人でも無いのです。ほんと、芸術はその人の全てが出てくるのですね。きっと誰もどうしよう!こういうふうに表現しようとおもって作品を作らない、いいえ、作れない。その結果としてそこから人が何かを感じるのですよね。

 マックザナイフなんて、いなせな殺人鬼のお話しです。金持ちからお金が消え、人が焼け死に。そこにいつも高みの見物のマッキーがいる。
1928年の作品が、こんなアジアの人間が2000年に歌ってこきみよさとそこに正義感を見い出していたりするんですよね。

   どうしてこの人こういう声なのかな??これが私のすごく興味をそそるところです。
声は神様がその人その人にあたえたもの。体の使い方をちゃんと考えるとその御褒美に体を真直ぐとおった声が出る。人間の体は本当に宇宙ですね。また何か見つけてきます!!いってきまあああすうう!!!!


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