モモリースタジオも一歳になりました!!
そうして 毎日不思議

2001/11/03

 大好きな四谷で、それもグランブルヴァール(大通り)に面してて。ここで空想好きなモモは、シャンゼリゼを思い描いている。プティ(小さい)モモリースタジオをまず作った、、でもこのとき小さいなんて思っていなかったんですよね。物事って不思議!いっつも振り返ってそこに、説明や言葉がうまれる。そしてこうして、ニューのつくモモリースタジオが出来たんです。
 去年の文化の日に、朝早くから、このビルの6階にグランドピアノがやってきました。足をとって、本当に力持ちのおじさん達が運んでくれて、皆さん御存知ですか?どうやってグランドピアノを持ち上げるのか!それはすごいプロのお仕事なのです。おじさんの肩が、深く深くくい込むんです。体は大丈夫なのだろうか?って単純に心配してしまいます。足をつけて、ピアノをおこして。。ひろいなあっておもっていたスタジオもこのピアノの存在感で少し狭くなったかな?って気がしました。
 モモって不思議なんですよ、まず、こういうスタジオが欲しいって心に描くんです。思い付くときは「パッ!」なのですが、一度思い付いたら、毎日いっつも考えるんです。
 道を歩きながら、走りながら、こういうスタジオがこの辺にほしい!!!って。そして、朝直感の来る日に不動産やさんにいく!すると「ある」必ず。今回も、そうでした。

 昨日は、シャンソンのレコーディングのお仕事でした。通産省のお仕事。。う〜〜んどういうふうにシャンソンとかんけいあるの?って感じですが、とにかく、シャンソンを原語で入れてほしいとのこと、それも、曲にいろいろ制限があって、昔の曲。実はこの昔の曲というのが、まったく厄介なのですよ。だって、吟遊詩人の国でしょ、だから語りというか、お話しなのです、それに一応音がついているだけ。探してみると、白いバラという作品があるんです。これが、また、可愛いそうな歌。可愛い女の子がいて、その子は、美しく可憐で、人々から「白いバラ」と呼ばれていたのです、でもお父さんもお母さんもいなくて、1900年におばあさんの家に住んでいた。サン ヴァンサン通りで。その子は小さいときから働いていた。寒い夜も。そして蒸し暑いたそがれに、娘はとても優しい男に出逢う。ジュールといった。でも、そのジュールはひもの一味。お客を取りたがらない娘を殺した。戸板の上にのせられた娘はもう真っ青だった。と言う内容で8番まで在る歌。うむううう。ひさしぶりに、大変な思いをしました。あとはさくらんぼの実る頃とサティーのあんたが大好き。さくらんぼも原曲は四番までお話があります。ふむむ。。サティーが一番楽でした。ふむむ。。。でも、無事に、うまくいって、私に話をもってきた音楽事務所のかたも一安心!!佐藤しのぶさんたちの事務所のかたでした。そうそう、その時に、ピアノは尾形さんにお願いしました、月からいらした、尾形さんは、とても上手にこの難しい仕事をこなしてくださって!たすかったあああ。
 そう、尾形さんは去年このスタジオ開きにもきてくださったんですよ、もう一年たちます!というと、そうだね、ほんとだああ!と喜んで下さいました。
 そう言えば、尾形さんと話しているときでした、ピアノが入れられて、コンサートのできるとこ探したいなああって。でも、その数日後には、「あったよおおお!」といって驚かせたのでした。尾形さんは、ピアノも中古を探すとおもったのにいいって言ってました。でもね、音楽には全てかけるモモです、やっぱり誰の色にもそまっていない新品がいいものおおおお。これで、私は、グランドピアノを2台ももつことになったのです。
 そうそう、加茂のモモリーハウスもこの10月で2歳。2歳のお誕生日は、ビリオネアの個人レッスンの皆様による「モモリーハウスコンサート」によって盛り上がりました。
 加茂のお家もそうだった、、加茂が気に入って、お家がほしいなああ、ピンクの。。って良く人にいっていました。お家を作るのは少し大変でした、全く慣れないことだから。
少し血圧もあがりました、でも、今、振り返ると、お気に入りのお家が出来てます。

     ほんと、なんでも 振り返ると。。。。です。

 だから、これから何をするのかなああ??って全くわかんないですよね。
 2001年のモモの発見は。。。。シャンソンです。そして、お芝居です。
 それは、置き換えると、ドラマ、、と言葉です。

 言葉が、ひとりでに動き出しました。文字。。。文字。。。

   今、いろいろな物事に出逢っています。神様は何がいいたいのかなあ?
 ふと見ると、出逢う 音があります、本があります、芝居があります。
 そしてピアノに向かって、指が教える音があります。 それは、さっきの音と「繋がり」ます。

 台本を書きます。今回の発端は、言葉。。文字。。消された。。がキーワードでした。
 始皇帝は、小さな日本に何をしたのかな?って。
 そして、ネオフィリアという本に出逢います。人間の進化の事から始まるこの本は人間の種類の事が書いてありました。出逢ったのは、いつもいく美容室です。いるかは海のなかで歌を歌って言葉を伝える。オラウータンは人が哀しい顔をするとそれが分かる。助けようとする、たすけようとしない、人間が多い中で。
 むきばんだ遺跡に立ったとき、海は大陸まですぐでした、そして中海穴道湖そのはじっこは、加茂に続く54号線。海だ。風をよんで、海に出かける、男の子の姿が見えました。
 さあ!それからが大変な作業です、モモは旅に出ます、何が見えるんだろう。神様は何をかけって言うのだろう。
 いろんな本を読めば読む程、海に出かけるなんて当たり前の事だ。。
 「何があるんだろう」って思わない人間はいない。もう何千年前に。。。いや、それはまえではないんだ。時代は横なんだ。少し、なにか機械ができて一瞬便利なようだけれど
もう、何も変わっていない、
      エンシェント。。。そして、どうしても 月の光りと  ラヴ。

 オラウータンが、哀しそうな 自分のすきな人。この場合は、そのオラ君を育ててくれてる飼育係りの人。その人が、哀しそうな顔をしてたら、心配して、自分のすきなリンゴとかバナナを差し出すそうです。これって やっぱり ラヴ。。愛だと思う。

   心が痛むっていうこと。このエンシェント ラヴのテーマ。
 15歳位の、少年 カイには、両親はいません。小さいときからいないのです。
でも、カイは寂しく在りませんでした。小さなその村の人たちは、カイにとても親切で大切にカイを育ててくれたからです。カイは人気者でした。とても頭が良くよく働きました。あるとき、港の商人ベンジャーマーは、カイを見込みます。彼を自分の仕事場に連れて帰り、住み込みでカイを仕込みます。
 ある時、ベンジャーマーは、カイに航海をさせます。新しい土地をさがしてこい!仕事を広げられるような。カイは南に出かけます。ところが大きな嵐にあってしまうのです。
 そこで、嵐の中、イプシローヌに出逢い、イプシーたちにも出逢います。
私達の島 ユ−リア島には、文字が在り、遠い昔からの人々の歴史を印している。とユ−リア人の秘密をカイに教えます。カイの目に、何とも美しいイプシローヌが焼き付きます
もっと、教えてくれなきゃ。。というカイにイプシローヌは告げます。またあいましょう
ユーリア島のユーリア山の頂きに月が重なるときに。。
 目をさますと、ユ−リア島の浜に打ち上げられているカイ、そこで、ユーリア人 ルイに出逢い、そしてその姉 サリアに出逢います。文字を知っているカイは、ユ−リア人の宝 アーラトの存在を知るのです。アーラトは、その島でとれる特別なアスファルト。そこに印された人間の歴史、、いいことも悪いことも。
 そこに、この2人の育ての親、タージャがあらわれ また再びこのアーラトが奪われる、危険が迫ることを告げます。アーラトの壁、幾千もの柱。カイは見ます。壊されたアーラトを。。昔同じような危険にさらされたとき、ユ−リア人がそのかけらをもって逃げた。秘密の文字が奪われないように。。そのとき、カイは驚くのです、子供の時から肌身はなさずもっているようにと言われた 「かけら」 それこそ、アーラトのかけらだと。
 タージャは告げます。アーラトを奪い 我々を滅ぼすもの。
 それは、今は形を成していないが時代のきっかけで、限り無く膨れ上がるもの。そして それは人間の心に住んでいる。人間の欲求は果てしない。自分達の歴史までも自分のも のにしたがる。そして、残るのは心を失った 抜け殻。それはかげろうの様に。
 そして、カイに告げます。だが、それを救えるのも。。。。心だと。

 そして、カイは、自分の島に帰るのです
 港の人々、子供達、無事に帰ったカイに本当に喜んで迎えます。
 カイは、人々に、文字を教え、早くイプシローヌに逢いに行く準備しなくてはと焦りま
 す。そんなとき、イプシローヌからの手紙が流れ着きます、危険が迫っている、助けて
 アーラトが大変だ。アーラト自体がイプシロイーヌであり、イプシローヌが死ねばユ−
 リア人は、みんな死にますと。
 早くいかなくてはいけない、カイは絶体絶命です。カイは、この苦難をカイの心で切り
 開いていきます。

 このお話しには、結末は在りません。ただ残されているのは、古くなった
 航海日誌、カイの印した航海日誌。

 また嵐になってきた、、きみに始めた逢ったときのように。君に逢いたい。イプシローヌと。
 こうして、時代が連綿と続いていく。。。。エンシェント ラヴ。

   9月のオーディションをして、10月から、振り付けそして、演技も立ち稽古に入っています。嵐の場面、イプシーたちの歌声。少し宇宙的な作品になっています。でも子供達は文字達。これは、可愛い歌ができました
 モジモジモジモジモジ、、モジだよボクタチ。。。。

 カイ役の松本君は、高校一年生。体重105キロ。その、抜群の声と演技力。
 将来本当にたのしみだなああ。本当のオペラが出来そうです。

トミー先生 皆様、是非、加茂町まで、エンシェントラブ。。見にいらして下さいね。

 この通信が出来たら、また曲作りに入ります。今度は、何が降ってくるかな?
 このマッキントッシュは、私の「Thinking Bell」だから。

   なんとも、いろんな所にお話がとんだ訳ですが、モモリースタジオの一周年も2001年文化の日に無事におわりました、みなさんありがとうございました。
若手 我らがトミ−先生も、半年にわたる闘病生活に打ち勝って、こうしてお元気な姿をみせてくださいました。

 そしてこの2人、ラヴォーチェの若者達です。左側は、役者と歌手希望のイソピー。右は、パリで知り合って、広島大学の大学院を今年おえ、KDDにおつとめしはじめた シンちゃん。

   モモもまた、元気に年末にむけてがんばります!!


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