☆★ モモの日記風・・★☆

2003/5/26編  

とんぼ帰りってこういうことです。
まさしく!!今出雲への飛行機の中。

 昨日の朝一便で東京に戻り、レッスンやパリ祭のお稽古。そしてアトリエモモの内装の打ち合わせ。
アトリエモモは、準備でわくわく!!少し大変なんだけれど、次の展開の準備。
先週の月曜にこうして2便で出雲に出かけて、そのときもこうして飛行機がゆれて。

その土曜日までにちいさいけれど、やっぱりいろんなことがあった。

 人は、人間って動物はほんとうに成長する。

 ビリオネアのお稽古システムは小学校四年までと五年から大人までの大きな分け方をしてる。
四年生までは まだ「小動物的」かな?

 でも、目からうろこの、衝撃事件がおこった。
パリ祭までは毎週日曜日がお稽古なので普通日曜日にこなしているカリキュラムがギュギュッ!!と土曜にはいるわけ。

 10:00からその小学校四年までの「ポコアポコ」

 毎日夜10:00までお稽古してる私にとって、早起きモモとしても、朝10:00のいポコのテンションにはなかなかついてゆけない。彼等は、ものすごいパワーで向かってくる。気がつくと走り回ってる。
ほら!すでに、階段を鬼ごっこしている。

 あああ!!そんなの着てる!!だとか、こんなの持ってる!!だとか、そこら中を引っ張られたり、たたかれたり。
「さあ!これをしょう!」というとおきまりのお返事が「やだ!」

 あっそう!!って返事はするけれど。

 なかに、大島マキ、マミというおんなじ顔した双児がいる、なかなかユニークだけれど元気が「よすぎる」
そしてその二人分ぐらいすごいのが、「ほのかちゃん」今小学校2年。
「ほのかね、別にビリオネアなんか入りたくないんだけれど、おばあちゃんがつれてくるから仕方なくしてるの。もう止める」というではないですか。
モモはいいました「ああいいよ。ほのちゃんいなくても、ぜ〜〜んぜんこまらないから。一杯他のお友達いるから」というと、しばらく無言。
でも、今月もしっかりいて、やんちゃぶり、パワー炸裂。

 あいうえ〜〜〜おおおおおと活舌のお稽古をしながら全力疾走は得意。歌の発声すれば。耳も劈く怒鳴り声。
「ア〜ア〜ア〜」

 でも!!今月すごいことが起こったのです

 毎年、8月にサマーコンサートというイベントをずっとしてきています、みんなが各グループで発表するんです。

 このポコアポコは「青ネコロンド」という歌を発表します。
 音楽劇「青ネコランド」の主題歌です。

 心のある人にしか見えない 青ネコ。大人の青ネコになるためには、一年間青い魚になって海のなかで修行しないといけない。次の青い魚は誰になるか、浜辺で青ネコたちが会議をするけれど、なかなか決らないので、ロンドを踊ってしまう。
という歌なのです。

 始めほのかちゃんたちは、私にいわれるままに、なんとな〜〜くしていました。

 でも、私が 会議するのところ、どうしようか?と聞くと、小学校2年のほのかちゃん

 ちょっとまって!と歌詞を確認に走り、振り付けをし始めました。

 私達はびっくりです。
ありのままとウキウキの本番の時も、タマネギキントのなかの
タマネギクラインとしてほとんど「おみそ状態」だったのに。

 その間にちゃんとこうして成長していたんです。
会議はこういう風に。赤い魚はあなたとあなた、白い魚は私とあなた。
青い魚は。。。そうだそう言う色の衣装が在る人は?と聞いているではないですか。
そうすると、三年の双児ちゃんたちも上手だ下手だと出入りを決めています(本当は上手下手が逆でしたが)

 わたしたち、び〜〜〜っくり!!来月まで考えてきてね。というと「わかった!」と頼もしい御返事。

 もうすでに子供ではありません。この自然が人間を育てるのですね。

 そして、日曜日、朝一便で、空港に向かいます。パリ祭のお稽古です。

 モモリ−号を運転して。
なんたって、車で15分のこのアクセス。なおかつ、空港に車をすぐおける。料金フリー。このスケジュールもこれならこなせます。

 FMで素晴らしい出逢いがありました。英語教育の偉い方がお話し為さっていました。

英語を学ぶ生き方を教えてきたと。。それは「単語ちゃん」なのだと。

 新しい単語にあったとき、「ああ!新しい単語ちゃんと出逢えたんだ」と感謝しなきゃいけない。とおっしゃるではないですか。単語なんて呼びつけにしてはいけない。

 またまた目からうろこです。私、歌詞が大好き。歌詞ちゃんです。それに音符ちゃんです♪!!!そしてそれを奏でる「身体ちゃん」です。人間ちゃんです。

 私は確かにそのことを感じていました。

   そして月曜日、また加茂に戻っています。

    松本君は、東京芸大をめざすことに心をきめました。

    渡邊先生がおっしゃいました、
    
「神から与えられた 才能を無駄にするのは罪だ。それはわれわれの責任でもある。
    でも、誰も責任はもてない(江戸っ子なので もてねえとおっしゃいました。ちなみに)けどな」

    そして、私も芸大へ ドイツリートのレッスンを受けるためにひさしぶりにいきました。
    シューマンの女の愛と生涯をみていただきました。

    このweinen(泣く)は 彼との愛に目覚めて姉妹で遊ぶよりむしろ一人で 彼を想ってないていたいの、ニュワンスだ。
    とおっしゃる渡邊先生の
お言葉は、芸大生だった私には。しみ込まない事だったとおもいます。

    頭で分かることは少しですね。ああ。ドイツ語ちゃんなのです。

    楽譜の売店「大関のおばちゃん」90歳で昔とおなじように、学生と話していました。
    キャッスルのおじちゃん。いたいた。笑ってあいさつしてくれました。
  
  どれほどの音楽家がここを歩いたのでしょう!!!

        感激でした!!みんなで前にすすもう!!あと2日加茂です。</fontfamily>