8月が終わります。今年もすばらしい夏だった!!
1999/08/30

****海のお話し****


海 この間、お話しした海。今年の夏のはじまりは、この海姿????
よっちゃんが、大きく引き延ばしてくれた写真です。ここは、浦富海岸ではなくて大栄町の海です。彼女の家のすぐ近くの砂の海岸。ここは、野菜と果物が有名で全国に出荷しています。きっと、夏のはじめの方の西瓜にこの名前がついていて御存じの方も多いのでは??
 ほんとに、長い長い砂浜です。ずーーと、砂丘まで続いているんですよ。
ラヴォーチェの方にこの大栄町出身のかたがいらっしゃいます。かんのさんです。
かんのさんに、大栄町の海で泳いだ。。というと、「あぶないあぶない!!あそこはすぐ深くなって目の前で子供が溺れた」って。ほんと、岸から三メートル離れると、もう背が立たないんですよ。でも。とっても好きな海!!この写真だとまるで泳げない人みたいね!でも、泳げるんだぞおおおおお。

****これは!!!すごい!!!妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)の事****


 目からうろこ、、って言うじゃ無いですか。。この感激は、この言葉では言い表わせません。14年前から倉吉市に毎月通っているなかで、私は大山口の駅から大山に車で上がる路が大好きでした。特に帰り道。海に向かっておりてゆくこの路は本当に私を夢中にさせました。なぜだか分かりませんが、懐かしい感じ。特に夏の海に向かっておりるところは、夢の様です。
ほんとにすばらしい。。冬になれば、今度はスキー。チャンピオンコースっていう、かなりの斜面のコースに出ると、そこから弓が浜が見えて、私はこの風景が一度に見えるところはないのかな?って想っていました。
 8月25日。花いかだのレッスンのあとに、妻木晩田遺跡にいこう!とキンタロさんと話していました。キンタロさんは大山町にお住まい。そして、こういう遺跡を残そうと委員会が出来て、この人を大山町がほっておくはずはないのです。しっかり実行委員になって(本人いわく、何の承諾もなくメンバーに入っていた)頑張っています。キンタロさんには、前から遺跡のお話しは聞いていました。ゴルフ場をつくろうとして見つかったんだよ。でも、鳥取県は、遺跡を残さずゴルフ場を作ろうとしている!!と言っていました。
そして、政策が変わって鳥取県で残そうと決ったとよろこんでいました。
8月28日が一般公開なのですが、その日は私は東京なので花いかだのレッスンのあとに大急ぎでみにいった!と言う訳です。
 レッスンがのびて、大変大変日がくれそうです。。モモリー号とキンタロ号は、風のように早く(キンタロ号に追い付くのが大変だったあああ)飛ばします。その間に舞台美術家のじゅんちゃんから電話があったのですが「だめいま、、日が暮れる!!」と電話を切ってしまった始末。。じゅんちゃんは東京にかけたはずなのに、なんだああ???とおもったそうです、そうそう、転送で廻った電話だったからまさか鳥取にいるとはいざ知らず。。
遺跡の入り口はまさしく工事現場。そうだ、ゴルフ場建設ですものね。
弓ヶ浜 スパッツをはいて、山登りの靴に変えて。のぼっていきます。加茂岩倉のイメージが強いのでそんな現場を想像しましたが、もっともっと広い。。いやああ、驚くのはまだまだ早い。。「わあああああああああ」 隠岐の島まで見えるではないですか?弓が浜がこんなに近くに見えて、島根半島もきれいに見えて、中海も、、、、わあわあわわわわ。。。。。ほんとに感激しました。
こんないい場所、こんなに、お家のあとがある。ここは町で、ここが、みちで。学校がないから、大人が子供にいろいろ教えて。。楽しいお祭りの時は、こんなふう。
 これなら、大陸から人が攻めてきたら、全て見えます。なんてすばらしい場所なんだろう。そして少し離れた、山、そこは偉いひとが住んでいたと言われる山とは、のろしをあげて交信した。メールはないけれど、そこには、決まりがあったに違いない。。
 今は海まで少しあるけれど、昔は海岸ともっと近かったと言われています。そうか、昔の人はもっと目が良かったから、どんな船がきても見えたし、また、海の向うにいきたいと想わないはずは無い。隠岐の島で休んで、大陸に行くに決っている。。もうモモリーの頭の中は完全にモモリーランド、です。

 7月のスタジオライブの時に、ちょうどこの妻木晩田の記事が新聞に載っているよと、もってきて下さったお弟子さんがいました。
 本当に新聞などではこのすばらしさ広大さはわかりません。私も、本当にたまげましいた。鳥取は豊かなんだ。今も、島根から鳥取に入ると路の広さは感激ですが、昔から豊かに恵まれていたんでしょう。

 また、スクナピコがやってきていたに違いありません。たくさんたくさん赤トンボがいたもの。音楽とともに人々の生活が見えてきました。やっぱりそうにちがいありません。

 またわくわく、、10月に向けてわくわく!!!

****ゲーテの250回目のお誕生日!!!****


 9年ぶりに、これまた「わくわく」しながら、ファウストを研究しました。
8月28日は 津田ホールで、ユーハイムの毎年恒例イベント「ゲーテの詩の朗読コンテスト」がありました。今年で何と18回目。なかなか8月28日が土曜日と重なる事が無かったそうです、今年は見事お誕生日当日、そして250回目。
その日にどうしてもと、出演依頼をいただけるなんて、本当にありがとうございました。
お菓子の老舗で有名な、ユーハイムは、この素敵なイベントを大切になさってきています。すばらしいイベントです、全国からゲーテの詩を朗読する人たちが30人選ばれて決勝大会が行われます。はじめはテープ審査です。子供から大きな大人まで、80歳以上の方がいらっしゃいました。
ゲーテ その審査の間にアトラクションをする、というのが私の役割です。
今まで、5回出演させていただいたと想います、今年は6回目。はじめは、ゲーテの詩の歌を並べました。でも、毎年同じでもおもしろくないので、台詞を言いながら歌うモノドラマ形式を始めました。でも、これは冒険でした。だって朗読の得意な人々の大会です。
シューベルトの伝記がこの形式のはじめでした。そして、その次、オリジナルの歌を御披露する、、という大冒険。
ところが、何がすごいってお客様のレベルがすごい。。お客様が吸い付くように聞いて下さるのが手にとるように分かります。毎年夏の風物詩のように、いらしいている方ばかりです。智恵子抄、そして、イナダ姫。 そして今年です。もうこれは「ファウスト」しかない!!!でも、困りました、9年前は2時間の作品にまとめるのでも大変だった。いったい、38分になるのだろうかあああ???でも、きっとどうにかなる!今年お呼びがかかると言うことは。ファウストをしなさい!と言うことだろう。と。本を沢山よんで、「よし!これでかけるぞ!」という指令が来るまでまちます。まず、お部屋のかたずけから始まります。う〜〜〜〜んってうなって集中すると、今だ!!とMacに向いだします。ぱちゃぱちゃ〜〜〜とつくります。今回もそうでした。今回、9年前と全く違った何かがみえましたよ。
ゲーテ シューベルトのソナタで始まり、シューベルトの歌や、オリジナルが混在するものです。今回は、ラヴォーチェの座長。。台詞を助けてもらいました。かれは去年、このステージで審査員特別賞をとっています。そしてピアノはナカシマ先生。。6年間の知り合いがとうとうここまでなりました。。
28日が本番でしたが、27日の最終便で加茂から東京にに戻ってその足でリハーサル。
ナントモ、分刻みのスケジュールです。、6時半までラメールでレッスンをして7時半の飛行機にのって、10時から11時すぎまで練習。うん!タフだあああ。
 ナカシマ先生と少しお話ししておやすみなさーーーい。さあて本番当日。そうだ!マントはビリオネアからかりてきたけれど、メフィストと言えば、帽子、、そして、メガネ。。う〜〜〜〜んと考えた末!!そうだ東急ハンズ。。パーティーグッツ。
 これで、準備完了!!

 38分間の私のシュプラッハドラマは無事に終了しました。
楽しい楽しい本番でした。津田ホールのすばらしい音響、そしてホールのスタッフの方々の心厚い対応どうもありがとうございました、そしてなにより今年もこういう機会を与えてくださった、ユーハイムの方々、サンパブの方々どうもありがとうございましいた。

 この日の為に、作ったオリジナル3つ出来ました。
 自分でも結構きにいっています。。蚤の歌は面白く出来ましたよ。

   〜〜〜〜どんどん潰せ 蚤なんか   我らが自由 酒万歳!!!!!


****9月5日は 欣ちゃんみてね!!!****


 9月5日 NHK 全国放送 午後一時半  から 島根県加茂町が出演です

 ビリオネアの子供達が私の歌を歌って踊ってくれます!!みてね!!!!


Momo NewsのMENUに戻る