2008年2月4日 タンゴライブのご報告!

前回は2007年9月のシャミオール。そして今回バンドネオンの京谷さんからお誘いをいただけた。

 9月から始めたスペイン語。。。。今回その効果があるかなあああ??

 9月から今前の間に何曲か練習をして、今回新曲を二曲増やせた。。なんだかクラシックのレパートリーを勉強していて、試験にどの曲を歌うか選んでるときみたい〜〜

 きゅ〜〜んと時間が逆戻りしているような錯覚に陥る気がする。

 そうだ!AdiosNoninoも9月のときとはアレンジが違うんだ。。

  11月の三越劇場に向けて京谷さんにアレンジをし直してもらった。。それが大好評。

 私としても本当に歌いやすい。。

 この時期実はスケジュールがパンパン。。島根で15年続いているビリオネア大学の音楽劇の詰めの季節、演出という作業でいっぱいいっぱいになってるかなあ??正直このお仕事を受けるとき一瞬ためらった。。でも!京谷さんがお声をかけてくださったんだもんきっと大切!!

 事実、2月3日東京は大雪。。その日の最終便で島根から戻ろうとしている私。。。ううううう。

 疲れないように羽田に車までおいてる。。

 東京から島根入りするスタッフがどんどん遅れ〜〜。飛行機のやりくりがつかないから欠航がでる。。どうしましょ!!飛行機のあるうちに、通しを人に任せてかえります。。とおもったわたし

しかしだ バットだ peroだああ、オケがいるのに、演出の私がかえるわけにゃあああいかないな

途中でこの日戻りはあきらめて、ホールの演出卓から制作担当の広野さんにメール

「あきらめましたあああ」と

すると「小野さん(衣装)ののっていらした2便が最終便として飛ぶそうです、多分大丈夫です」とのお返事。。わおおおお、神様いるいる!!

 15年かよって、飛行機搭乗回数はものすごくて、その間降りなかったことは一度だけ

 ほんと、神様!ありがとおお、そして羽田の車も自分で運転してもどれましたとさ。。

 次の日、なんてきれいなお天気。。あちこちの雪だるまを見ながら、ウォーミングアップのウォーキング!!衣装をもって、美容室に、この日は月曜日なのでいつもの野田さんがしっかりセットしてくれる。「今日はタンゴだから、大人っぽく!!」ってお願いした通りの夜会巻きの出来上がり!!!


 リハーサル。。。5曲の演奏なのに、50分もしてくださった。

 初めてのアレンジだから、リットの仕方や、歌い方も注意してくださる。マエストロは本当はとっても優しい。。逢えば逢うほどよくわかってくる。。本当にgente de Tango


 millongaなんてご自分のフレーズをご自分で書いたのに、やけになって練習してくださる

 ほんと、「楽しい」

 ヴァイオリンはサマフェスのとき以来の喜多さん。

  本番のフレーズの駆け引きが最高に楽しい。やっぱりうまいなあ。みなさん。

 こういう空間にいられることが幸せ!!

 私のアレンジは前奏後奏間奏がとても長く作ってくださってる。

  踊りはしないけれど、そこに「存在する」POSINGが私はだあああいすき

 そういうときの、演奏は本当に身体の中にしみ込む感じ


  本番さながらのリハーサルをすませて、後はわくわく本番をまつばかり。

 今回は楽屋付きと受付に 「けいち」がきてくれている。そして吉田さんも

 このお二人がいてくださると、私は本当に「ほっ」とする。

 親子以上に年が違う二人なんだけれど、なんか、魂の粒の顔がにてる。それは「O型」どうしだから??いやいや、もっともっと深いところでね。。


 今回も入りきらないくらいのお客様。。

 本当になんてありがたいことなんでしょう!!


  タンゴの歌い手さんは、あまり、ぺらぺらお話しなさらないので

 京谷さんにうかがってみました

 どのようにうたいはじめましょう??

  「普通にご挨拶なさい」とのことで

  「こんばんわ〜モンデンモモです」と始めたタンゴライブなのでした。

  京谷さんは今回こういう風に紹介してくださいました

  前田はるみさんの愛弟子で 今タンゴにとっても燃えてる モンデンモモです。と


     わあああい、タンゴの巨匠が タンゴに燃えてるっていってくださいました。。

   うれしいなああああ。片手間なんかじゃ、全く歯が立たないタンゴ。。

    だってダンスに燃えてたときmomoly-tangoloveってアドレスにしていたくらいだもん。

     (今はちがいますよ)(でもまたそうなりますけれど)


   曲の説明をしてSilencio そして今回の新曲En esta tarde gris  この曲は皆さん歌われますが

  今回のアレンジは強力濃厚!!!歌い込んで大切な一曲にしますね。

 歌い終わると 永田文夫先生がちす〜〜っといらして、細かい言葉のニュワンスのこと

 こうしてスペイン語ぺらぺらのご夫婦に教えていただいてるんだもんがんばらなきゃ〜〜

  でも「しかし、本番に強いねええ!!」とっていただきました


 休憩時間にMargarita発見!!わあああ、きてくれたあああ。

    Mucias Gracias

    二部はこれも新曲 メルセ寺院の鐘。。。この曲はタンゴファンでお好きな方の多い曲

 曲名に反応していただけました、

 でもとっても難しい曲、、ミックスヴォイスとソットヴォーチェが必要、そして京谷さんのアレンジはタンゴのリズムがきちっと立ち上がって途中スローミロンガにもなる。。

 でも本番は、それぞれのパートが自由に歌ってた、私が小さくすると、喜多さんも小さく出た。。

 リットかけ方がべたつかないように、と注意をいただけたので、均等にかけてみた。

 おもしろい、ディセポロさんの哲学的な詩。

 そして最後はAdios Nonino  この出だしのアカペラは宇宙まで飛んでいける気がする。。。

 かっこいい40秒のイントロ

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実は今2008年2月27日の午前2時13分


  この記事を書いた時からとっても時間が経ってしまいました

  今の感覚で続きをかくので少しとんちんかんも楽しんでくださいね〜〜


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 このアディオスノニーノは、アルゼンチン旅行の本の中に代表的な現代タンゴとのっているほど

 有名


  とにかくこの曲を演奏で録音しているタンゴバンドは山ほど。。

   私もアルゼンチン大使に教えてもらってのが、もう10年くらい前

   その頃は、なんとか内容を伝えようと自分で日本語をつけてみたり、今思うと無理矢理のスペイン語だったなああ

 でもタンゴダンスに燃えてた私はなんとか頑張ってうたいたかったなあ

 そのあとそのアルゼンチン大使だったかたの日本語訳で歌った録音がきっかけでタンゴを本格的に習う事に決断。。


 それは2006年の7月。。スィートベジルでの事

 その夏から始まったタンゴ。


 だからきっとこの曲は、私の一生を支えてくれる曲


  今は京谷さんにアレンジしてもらって、私はすごく気に入っている

   ヴァイオリンが 「さよならお父さん」と言うときに切なく歌うアレンジ


    この日は、喜多さんのヴァイオリン、いつもの会田桃子さんの音とは違う

      そんな最高の楽しみも タンゴの時はあるから

        最高!!


  そしてアンコールは ミロンガセンチメンタル


    とても人気のある曲

      まだ聞いた事ない方は是非是非おすすめ


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  でもね//タンゴはほんと素敵です!!

  モモライブはバンドネオンはまだ入れられないのでソフトなタンゴを楽しいんでいただいて

   いずれね、モモライブでもバンドネオンを聞いていただけたら〜〜そう思っています


   次回は3月28日のモモライブ  ギターなタンゴを聴いてね!!